音声で聞きたい方はこちらから
↓ youtubeで耳で聞いていただけます
https://youtu.be/pMScvIjNQFQ
全ての行為が祈りそのものになるように・・・
そんな思いが、私の中にふと現れたとき、
むか〜し映画で見た「おにぎりのお婆ちゃん」を思い出しました。
その映画は「ガイアシンフォニー」
「おにぎりのお婆ちゃん」は、佐藤初女さん。
「森のイスキア」という場所に訪れた、
さまざまな悩みを抱えた人々が
初女さんの愛と祈りのこもった「おにぎり」を食べると
ほっとして、涙が出て、
元気になって帰っていったといいます。
中には、命を絶とうと思っていた方も
初女さんのおにぎりで救われたこともあったそうです。
全ての行為を祈りをこめて行うとか、
自分をできるだけ透明にするという
彼女の言葉に触れた時
心が震えて、涙が出ました。
その後、すっかり何年も忘れていましたが、
今、ふと振り返ると、
インドで学んだこと、
私が今伝えている講座でも
共通する価値観がたくさんあったことに気づきました。
全ての行為に祈りをこめて瞑想的に行う
全ての行為を神に捧げる奉仕のように行う
インドで、ヨガ、哲学を学んだ時に教えてもらったことです。
そして、
自分をできるだけ、クリーンでピュアにすること。
環境も、心(思い)も、体も、言葉も、そして人生も。
そうすると、そのクリーンになったところに、
ディバインセルフ(内なる神)が現れますよ。
そう伝えているのが、
Awaken Your Divine Self 講座なんです。
できるだけ自分を透明にする
初女さんの言葉にまた久しぶりに触れて、
彼女は、ディバインセルフとして生きた人だったんだな
と、心が震え、涙が溢れました。
彼女の存在に触れると
自分がディバインからズレていると
本質に、真ん中に、戻してもらえる。
彼女はそんな存在です。
自分をクリーンにして、ピュアにして
限りなく透明にしていく。
そうしたら、本来、誰もがもっている
内なる神性が現れて
宇宙の叡智の導きによって
おまかせしていれば大丈夫だという
この上ない安心感
もうどこにも探し求めなくていいんだ
ただ「ある」だけでいいんだということがわかる。
何か身につけなければ自分には
価値がないと思っていた人も
「何もしなくても」
「ただあるだけで」
「目の前の人が癒やされ」
「解放されていく」
ディバインセルフで「在る」ために
マインドを鎮める
私は、そのように、講座の受講生にお伝えしてきましたが、
初女さんはそれを
「自分をできるだけ透明にする」
という言葉で表していました。
『イスキア』の活動を始めて半世紀。“透明”は、わたしの中で、ずっとあたためてきたテーマだったんですね。
大地に生えていた野菜をゆがくことでいっそう色鮮やかになる瞬間は茎が透明になる。
焼き物がいちばんよく焼ける瞬間は透明になる、せみが脱皮する瞬間は透明になる。
なんでも“いのちのうつしかえ”が行われるときは透明になるんだって
透明だと、ほんとうに、生きやすい。
何かになろうとしなくても、
それは自分の中にすでにあるものです。
透明になって真実に生きていれば、
それがいつか必ず真実となってあらわれます。
だからわたしたちに今できることは、
ただ精一杯、真面目にていねいに生きていく、
これだけだと思うのです。
(引用はこちらから)
初女さんは、心理学を学んだわけでもなく、
何か特別な質問を問いかけるわけでもなく、
ただ、透明な自分でいて、
相手に耳を傾けていただけで
特別なことは何もしなくても
相手は勝手に癒やされていったといいます。
とても素敵なことですね。
自分で実践してから理論にー
無理に方程式に人を当てはめないー
そのときに会ったその人と話をしているから、いつもいつも答えが違うー
というところにも、私はとても共感します。
私のかねてからの願いは
「見るだけで癒やされる」
「声を聞くだけで癒やされる」
「そこにいるだけで癒やされる」
という存在になることでした。
youtubeのコメントで、時々そういう
ありがたいお言葉が書かれていて
まだまだ、初女さんには及びませんが、
以前目指していた「在り方」が少しは
できるようになってきたのかなと。
日々の心・体・人生のデトックス、
これからもコツコツ続けていきます。