不思議な展開がみちびいたソウルメイトの夫との出会い

前回の話の続きです。インドのダンスセラピーをしているアシュラムで知り合った魅力的なエジプトの女性が紹介してくれたのは、インド・クラシック・ボーカルの先生でした。

私は、以前から歌を習いたいと思っていたので、その先生を訪ねて行くことにしました。

それはインドの東にある「ヴァラナシ」という街でした。

ここは音楽の街と言われ。あちこちで、無料のコンサートがあったり、音楽を学べるクラスがたくさんある場所でした。

多くの伝統的な寺院があり、日本で言えば京都のような街。

インド人にとっても、一生に一度は訪れたいと思う憧れの街。

ヒンドゥー教徒にとっては、この街で死ねたら悟れると思われている街です。

そこに行ってから、エジプト人女性に、ついたら連絡してと言われていたので連絡しました。

すると、「今、彼女はその街にいない。ダラムサラにいる」と短い返事がきました。

えーーー!なにーーーー!?その街は、こことは真逆の西にありました。

ここに行くまでに、電車とバスを乗り継いで、3日はかかるのです!(汗)

それで、少し観光をした後、ダラムサラに向かいました。

私は目標を達成するためには、どこまでも追及するタイプのようで、気を取り直して、そこへ向かいました。

そして、ダラムサラのクラシックボーカルの先生からやっとレッスンを受けることができました。

そこでは、チャクラに音を響かせ、チャクラをアクティベートする、という方法を学ぶことができて、

それが、実は、今、ソウルダンスセラピーの中にも取り入れられています。

それだけではありません。

この街を去る前日に、「明日、ダライラマ法王の説法があるらしい!」という話が入ってきました。

急遽、こんな連絡が、掲示板に張り出され、外国人の間で、話が広まっていきます。

この説法に参加するには、パスポートを登録したり、いろいろな手続きがあります。

私は、次の目的地に行く予定を変更して、ダライラマ法王に会えるという、大変幸運なチャンスをつかむことにしました。

そして、ダライラマ法王の3日間の貴重な説法を聞くことができました。

ここで、色んなことを教えてくれたフランス人女性がいました。

彼女は、チベット仏教を学ぶために、数年間、腰を据えてダラムサラで学んでいるというのです。

とても深い話をいろいろしてくれました。説法中も、説法が終わってから、ピザを食べながらも。

彼女がいうには、「仏教徒になるという宣言をすれば、ダライラマ法王からマントラをいただけるのよ」

と。それで、仏教徒になり、3つのマントラをいただきました。

その後、私は、ムンバイに行き、インド哲学「ヴェーダ」で最高の教えとされる「ヴェーダンタ」を学ぶコースに入った時、今の夫、メイエルと知り合いました。

70名のクラスメートの中で、私とメイエルだけが、仏教徒でした。

ここに行く直前に、私は仏教徒になったのですが、それが、メイエルと心の距離が近づいた一つの要因であったことは間違いありません。

不思議な展開を経て出会ったソウルメイトの夫

不思議な展開を振り返ってみると、

・友人のヒプノセラピー(退行催眠)で、とある、インドのアシュラムにいくようにメッセージを受け取る(マインドは嫌がって抵抗)

・トラウマになりそうだった出来事が、ダンスセラピーのアシュラムで解放、浄化できて楽になる

・とても自由で解放された魅力的なエジプト人女性に出会い秘訣を聞く

・音楽の街ヴァラナシに行くが、エジプト人女性のオススメの先生はここにいなかった(結婚後、夫婦でこの街で音楽を学ぶことになりました)

・3日かけてダラムサラに行き、エジプト人女性のオススメの先生から歌を習う

・クラシックボーカルのレッスンで習った、「声でチャクラをアクティベートする方法」が、今の仕事、ソウルダンスセラピーにも生かされた

・同じ街で、ダライラマ法王からマントラをもらって仏教徒になった

・ヴェーダンタ哲学コースで「仏教徒」の夫と出会い、二人の共通点があったため、仲良くなった

こんなふうに、自分の想像を超えた展開になっていったのでした。

マインドに抵抗があっても、導かれる方にゆだねていくと、こんな展開になるんだ、ということを教えてもらえた体験でした。

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